新在留資格「特定技能1号」オートバックスで働くフィリピン人技能実習生が取得【株式会社オートバックスセブン】

新在留資格「特定技能1号」オートバックスで働くフィリピン人技能実習生が取得【株式会社オートバックスセブン】
https://www.autobacs.co.jp/ja/news/news-201909171100.html

■登録支援機関.comコメント■
株式会社オートバックスセブンがプレスリリース(報道発表資料)を公表。自動車整備分野初の特定技能1号外国人は、埼玉県久喜市の「オートバックス」フランチャイズ店に就労していることが明らかになりました。
注目すべきは、当該外国人は技能実習において「金属塗装」に従事していたことです。
技能実習の職種「塗装」・作業名「金属塗装」に合致する特定技能の分野は「素形材産業」「産業機械製造業」「電気・電子情報関連産業」「造船・舶用工業」…つまり「自動車整備」は該当しません。
すなわち、技能実習と特定技能が異分野となるため、技能実習2号を良好に修了しただけでは、特定技能の試験免除にはなりません。
技能実習から特定技能へ在留資格変更の経緯として、当該外国人は自動車整備技能実習1期生(自動車整備の技能実習移行職種への追加は、平成28年4月)であり、自動車整備特有の試験事情によって、特定技能の要件を充足しスライドしたものと推測されます。
技能実習で働きながら学び、並行して試験合格を目指していた、しかも日本語能力試験もN2を取得した…ご本人は相当な努力されたことと想像されます。